ササの一種 しらかわかつのぶ 花の色は 2005年5月2日2014年1月13日春 -home- 0 Comment 「竹は数十年に一度,花を咲かせて枯れる」と聞くと,花を機会は少ないように思うけど,ササは毎年どこかで花を見ることができる.地味な花ではあるけれど,イネ科(Poaceae)の中では大きな部類に入るので,観察する時にも説明しやすい.ぽろぽろと見えているのは葯で,風に乗った花粉はちろりと覗いている羽毛のような雌しべに付く.秋に稔った実はネズミの重要な食料になるそうだ.竹が開花するとパンダが飢え,ササが開花するとネズミが肥える.小さな花に草食動物の一喜一憂が見える. 関連する記事カラマツカキツバタエンレイソウツクバネソウ春のはじまりコバノトネリコエビネカラマツ 共有:Tweetメールアドレス続き印刷Tumblr で共有Pocket