ミズキ

わりとよく見かけるし,名前も知られているのに,なかなか注目してもらえない木.枝の伸ばし方が特徴的で,たくさんの花序が同じ高さに並ぶように咲く.若枝が赤いので,展葉の前にも同定しやすい.

注目されない理由は,やはりこの花だろう.展葉が終わってから咲き,しかも一つ一つの花が小さいので華やかさに欠けてしまう.アメリカハナミズキに主役を奪われても仕方が無いとも言える.ただ,小さな花はしっかりとミズキの形をしており(当たり前か?)それを見るとやっぱりカワイイと思ってしまう.

ツクバネソウ

ユリ科の花は幾何学的だ.エンレイソウが3を基調とするのに対して,ツクバネソウは4つの柱頭,8個の雄しべ,4個の外花被片,4個の輪生葉と,4を基調とする.そんな中,この個体のように,ちょっとしたアウトローを見つけると嬉しくなる.

エビネ

「乱獲によって最近は激減している」という記述は,いつ頃からだろう.僕が植物の勉強をはじめたころには,既にレッドデータブックもあったし,商店街では土の付いたエビネが売られていたから,かなり前だろう.ただ,そのころは,何でこんなに狂ったように「エビネ・エビネ」ともてはやされるのだろう,と不思議に思っていた.名前も「海老根」なんてパッとしないし・・・.

山の中で咲いているのを見たのは初めてかもしれない.愛でられる理由がようやく理解できた気がする.これは確かにきれいな花だ.そして変異が多い.

ただ,やっぱり山の中で出会う花が一番きれいだしうれしいと思う.植えられた花にレンズを向けても,気持は盛り上がらない.それは仕方ない事だと思う.

山で仕事をする人に聞くと,昔は大きな輪っか状の群生がしばしば見られたという.今はそんな群生に出会うことはまず無いだろう.それでも,今日,小さな群落に出会えたことは嬉しかった.

コバノトネリコ

アオダモとも言う.水に漬けておくと水が青くなるというので,試しに葉と小枝を漬けてみたけど青くはならなかった.枝じゃないとダメなのかなぁ.花弁が非常に細いので,花序はフサフサした感じに見える.野球のバットに最適らしい.

雲月山遠足

雲月小学校の子どもたちと遠足に行った.目的地は雲月山山頂.けっこうな距離があり,子供達にも先生にもハードだったと思う.列が乱れていたので,ちょっと話がしづらかった.それでも,子供達は全行程を歩ききった.新緑もきれいだったし,山焼き跡も見ることができた.春植物が終わっていたのが残念.

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