西中国山地では線状降水帯が発生しており,八幡地区では降り始めからの雨量が200mmを超え,大雨による河川の氾濫や斜面の崩壊が生じています.
このため,2017年7月5日,高原の自然館は休館します.みなさんも,身の安全を第一に,くれぐれもお気を付けください.
西中国山地では線状降水帯が発生しており,八幡地区では降り始めからの雨量が200mmを超え,大雨による河川の氾濫や斜面の崩壊が生じています.
このため,2017年7月5日,高原の自然館は休館します.みなさんも,身の安全を第一に,くれぐれもお気を付けください.
地元である芸北小学校の児童が、カキツバタを愛でる会に合わせて、高原の自然館にきてくれました。
学芸員より、館内のクイズが出されました。
・アカショウビンは何個たまごを産むでしょうか?
・ツキノワグマは何をたべるのでしょうか?
・鳥はなにをつかって巣をつくるのでしょうか?
・コウモリの手はどうなっているでしょうか?
児童達は、きゃあきゃあ言いながら館内展示を見ていました。
最後にみんなで答え合わせをして、高い正解率がでました。
複数の答えがあり、ビデオや実物をみて、答えを探してくれたそうです。
コウモリの指の場所も正確に絵に描いてくれました。
また遊びにきてね!
苅尾山も春めいてきました。
ミソサザイやキビタキの鳴き声もにぎやかなようです。
さて、芸北 高原の自然館は4月26日から開館しております。
館内も、野鳥の剥製や、水辺のいきもの展示が少しずつ変わっております。
どうぞお気軽にご来館ください。
今年度も、高原の自然館や観察会などで、みなさんにお会いできる時を楽しみにしております。
高原の自然館近辺の最新情報や、観察会などイベント情報は、認定NPO西中国山地自然史研究会のホームページにて、日々更新しておりますので、そちらをご参考ください。
2017 年2 月9 日国立オリンピック記念青少年総合センター国際交流棟レセプションホールにてJAPAN OUTDOOR LEADER AWARD 2017表彰式が開催されました。
表彰式では、応募者81名、ファイナリスト10名の中から、大賞1名、特別賞4名が選出され、当館の学芸員、白川勝信が大賞に選ばれました。
ステージの上で呼名された瞬間は、とても驚きました。
表彰式の様子や、大賞受賞後のスピーチ、そして審査委員からの講評などが詳しくレポートされた表彰式の報告が届きましたので、掲載させていただきます。JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD運営委員会事務局のみなさま、ありがとうございました。
表彰式のレポートは下記をクリックすると大きな表示でご覧になれます。
JOLA2017_ceremony_report.pdf
カキツバタやカンボクが咲き始め、高原の自然館のある八幡にも初夏がやってきたと感じられる今日この頃です。
ブログの更新がないから、自然館は閉館しているのか?と思われた方々、ご安心下さい。
高原の自然館は4月26日から開館しております。
自然館近辺の最新情報や、イベント情報については、認定NPO西中国山地自然史研究会のHPにて、頻繁に更新しておりますので、そちらをご参考いただければ幸いです。
認定NPO西中国山地自然史研究会のサイトはこちらです。
http://npo.shizenkan.info
本日の高原の自然館。ちょっと曇っています。
高原の自然館の11月の休館日のおしらせです。
11月の休館日
11月4日(水)
11月10日(火)
11月17日(火)
11月24日(火)
11月3日(火)が祝日のため、振替として11月4日(水)がお休みとなりますので、お気をつけください。
また自然館は11月下旬より、冬季休館に入らせていただきます。
2015年11月26日(木)〜2016年4月24日(日)
この期間、自然館は休館となりますのでよろしくお願いします。
マツムシソウは一つひとつが筒のような形をして,花序の外側には花弁の大きな花が,内寄には花弁が小さな花が並んでいます.
内寄りの花を見ていると,花弁の切れ込みのうち「一つだけに色が付いている」ことに気付きました.
この,色の付いた花弁は,つぼみの時に一番外側にあった裂片のようです.つぼみに「最後の封」をする役割.では,花弁の大きな花ではどうだろう,ということで探してみました.
なかなか「咲きかけ」を見つけることができませんでしたが,ようやくありました.
一番外側の,大きくなる花弁を持っている花は,全ての裂片に加え,筒部分も紫色でした.
マツムシソウの花では「内側の花では,未熟な蕊を紫外線から保護するために,”蓋する裂片”だけに色がつくのか?」「外側の花では,虫を呼ぶために全体に色がつくのかな?」なんて思いながらじぃーっと見てみました.
真相は分かりませんが,やっぱりおもしろい花です,マツムシソウ.”蓋の裂片”を意識すると,つぼみも可愛く見えますね.
霧ヶ谷湿原の草刈りエリアも,作業から1ヶ月経ちました.こちらは緑が目立ちます.刈取り&持ち出しを3年間続けているのと,貧栄養な水をまわしているのとで,木本が目立たなくなりました.ノイバラの株はたくさんあります.
今年もトモエソウの芽生えがたくさん,ノハナショウブやユウスゲの株も健在で,夏にはお花畑が見られそうです.春先の草刈りは,農作業としては無かったものですが,「花咲く野草地」を再生する初期段階では有効かも,と思いました.
ただし,これが有効なのは,外来草本が入っていないことと,保全対象種の種子供給源があることが条件でしょうね.それから,春先は草や木が雪で抑えられて刈りにくいので,いずれは晩秋に作業をするようにした方が効率が良いように思います.試行錯誤.