「夏が終わる!夏が終わる.夏が終わる.夏が終わる・・・夏が・・夏・・・・・・」と,立秋の頃から不安感があった.確かに隠岐に行ったのだけど,どうもこの不安は「海に潜っていない」というところから来るようだ.いや,それは分かっていた.
そんなわけで,どうしても海に潜らずにいられなくて,潜ってみた.海水浴の人達もそこそこいて,海の中には魚がちゃんといてくれた.これは穴から覗いていた10cmくらいのハゼ.
そしてこちらはウミウシの一種.3cmくらいだろうか.牛の模様と角がカワイイ.去年来たときにも会っていて,また会えたのがうれしかった.
さらに,同じ岩場で見つけた別の個体.こっちはもっと小さくて,2cmも無かったかもしれない.それにしても,こんなに小さくて移動能力も低い生き物が,大きな海の中で同じ種の別個体と出会い,生殖して,長いこと種を保ってきたということがすごい.
夏休みが8/31に終わる小学生の頃の感覚はまだ活きているようで,立秋とともに秋がやってくる八幡の気候とは裏腹に8/31までは夏ができるという漠然とした確信があったし,南の方に行けば,やっぱり夏を実感できたのも確かだった.夕陽が沈んでいくのを見ながら「あ〜,夏が終わっていく」と,何度もため息をついたけど,ちゃんと終わることができたような気がした.ヨカッタ.
なんだかブログタイトルと内容が合っていないという声が聞こえてきそうなので,またキアイ入れてオシゴトします.はい.