照葉樹林床のブナ林

大阪の妙見山で見たブナ林.たぶん,林床が照葉樹のブナ林を見たのは初めてだ.第一印象は「スギ林にブナが生えてる・・・」.歩くところが悪かったのかもしれないけど,ブナの密度は低かった.

林床を見てもスギのリターの方が目立つし,アカガシなんかも混ざっていて「硬そう」な印象.普段,苅尾で目にしているのとは全く違った印象だった.林の中には所々にシカの糞が落ちていて,露出したブナの根をかじっている痕も見た.シカがいるなんてフシギ.いろんなブナ林があるもんだ.

もう一つ,妙見山のブナ林が今まで見てきたブナ林と違うのは,すっかり人の領域に取り込まれているということ.英彦山も古くから人が入っているけれど,ブナ林はちょっと奥に入る.山の上には大きなお寺があって,すっかり観光地になっている.これは山頂部なのだけど,簡単にたどり着けるし,構造物もたくさんある.ちなみに三角点は緑色に見える等の右側にある.それでも,ブナがポツポツ残ってる.奇妙な気分になった.

それから,これもビックリしたことの一つ.お寺と関係している建物のようだけど,一階には郵便局があるし,コンサートや婚礼にも使われるらしい・・・.大阪のブナ林は,とにかく最後までビックリさせられっぱなしだったのだ.